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ヘアアイロンの適正温度は何度?髪質別のおすすめ温度とダメージを防ぐ使い方

ヘアアイロンの適正温度は何度?髪質別のおすすめ温度とダメージを防ぐ使い方

Table of Contents

ヘアアイロンの適正温度は160度以下を目安に低温から調整する

(詳細)

内容

ヘアアイロンは、高温に設定するほどきれいに仕上がるとは限りません。まずは160度以下の範囲で、少ない回数でも理想の髪型へ整えられる温度を探っていきましょう。

適正温度は髪質やダメージの状態、使用部位で決める

ヘアアイロンは160度以下を基本に、髪を整えられる範囲で低い温度から調整しましょう。

とはいえ、160度は髪が傷まない温度というわけではありません。それでも180〜200度にして毎日使い続けないようにし、適正温度を探すためには実用的な目安の温度設定です。

実際に使用する温度は、髪の太さや硬さだけでは決められません。同じ人の髪でも、ヘアカラーをしていない根元と、施術を繰り返している毛先では、熱の影響の受け方が異なります。

前髪と後頭部でも、毛束の量や傷み方に合わせた調整が必要です。以下の項目を確認し、使用する温度を判断してみてください。

  • 髪の太さと硬さ
  • パサつき・切れ毛などのダメージ
  • カラー・パーマ・ブリーチの施術歴
  • 前髪・根元・毛先などの使用部位
  • ストレート・カールの仕上げ方

○度なら傷まない、この髪質なら○度が正解と一律に決めるのではなく、髪の状態を確認しながら調整しましょう。低温で整いにくい場合も、同じ毛束へ何度も通さず、毛束の量やアイロンの使い方を先に見直してください。

また、設定した温度が目安の範囲内でも、濡れた髪で使用し、さらに強く挟んで引っ張って使用すれば負担は増えます。温度だけでなく、髪の水分状態、接触時間、摩擦、使用回数まで含めて判断しましょう。

初心者は120〜140度から試して必要な範囲だけ上げる

ヘアアイロンの操作に慣れていない方は、120〜140度から試すと、形を確認しながら調整しやすくなります。

最初は髪の内側など目立ちにくい部分を少量取り、毛先まで乾いているのを確認してから、ヘアアイロンを止めずに動かしてみてください。低温で整わない場合も、すぐに温度を上げる必要はありません。以下のポイントを先に見直しましょう。

  • 毛束が厚すぎないか
  • 髪が絡まったまま挟まれていないか
  • プレートが毛束へ均等に当たっているか

厚い毛束では内側へ熱が届きにくく、表面だけを繰り返し加熱しやすいためです。

毛束の量や当て方を整えても形がつきにくい場合は、製品の設定幅に合わせて少しずつ温度を上げてみてください。ただし、低温のまま同じ部分へ何度も通す方法は勧められません。温度を下げることと、接触時間や回数を減らすことを一緒に考えます。

最高設定温度と適正温度は異なる

200度以上に設定できるヘアアイロンであっても、最高設定温度は毎日使うことに適した温度を示すものではありません。幅広い用途へ対応するためのアイロンと、自分の髪へ日常的に使う温度は分けて考える必要があります。

180〜200度にした場合、短時間でも髪へ強い熱が加わる温度です。

くせ毛や太く硬い髪であっても、最初から高温へ設定せず、160度以下で毛束の量や使い方を調整してください。高温の反復による毛髪への影響は、後半で詳しく説明します。

温度を段階的に設定するヘアアイロンでは、希望する温度に近い低い設定から試すのが無難です。それでも製品によって最低温度、最高温度、調整できる間隔が異なります。そのため、使用中の製品の公式ページや取扱説明書を確認してください。

髪質・ダメージ状態・施術歴ごとの温度の目安

120〜140度、140〜160度という設定温度は、髪の状態を確認するための一つの目安です。髪質だけで決めず、毛先の手触りや施術歴も含めて調整しましょう。

細くやわらかい髪の方は120〜140度から試す

細くやわらかい髪は、少ない毛束でもプレートの熱が伝わりやすいため、120〜140度から試してみてください。低い温度で形が整うなら、それ以上に上げる必要はありません。毛先が乾燥している場合や、絡まりやすくなっている場合は、特に短時間で仕上げます。

ただし、見た目が細いというだけで、髪の状態を判断できません。

ヘアカラーやパーマの有無、切れ毛、毛先の引っかかりなども確認します。以前と同じ温度なのに手触りが硬くなった、毛先が折れやすいと感じる場合は、温度を下げるだけでなく、使用頻度を減らすのも一つの方法です。

過去に施術歴の少ない普通毛の方は140〜160度を目安にする

標準的な太さや硬さの髪の毛で、ヘアカラーやパーマによる負担が目立たない髪は、140〜160度を一つの目安にできます。まず140度前後から試し、毛束の量と動かす速さを整えた上で、必要な範囲だけ温度を上げていきましょう。

とはいえ、過去の施術歴が少なくても、毎日のヘアアイロンや紫外線、ブラッシングなどによる負担は重なります。根元は整えやすくても毛先だけ乾燥している場合は、髪全体を同じ温度で仕上げず、毛先に要する時間を短くするか温度を下げましょう。

このような標準的な髪の毛は、髪が熱の影響を受けないことを意味しません。160度を日常的に使う温度設定の基準としてそのまま使用し続けないようにし、その日の髪の状態と仕上がりを見ながら調整するのが基本です。

太く硬い髪やくせ毛の方も140〜160度から確認する

太く硬い髪やくせ毛は、高温でなければ伸ばせないと思われがちです。

しかし、くせの種類や強さ、過去のヘアカラーや縮毛矯正の施術歴、乾燥の程度は一人ひとり異なります。髪質だけを理由に180〜200度を日常的に使うのは避け、140〜160度からチェックしていきましょう。

形が整いにくい時は、温度を上げる前に毛束を薄く取り直し、コームで毛流れを揃えてみてください。

ストレートアイロンは根元付近から毛先へ一定の方向に動かし、途中で止めないようにします。カールアイロンに関しても一度に厚い毛束を巻かず、プレートが均一に当たるように少量ずつでアイロンを通してみましょう。

それでも整いにくい場合は、髪の一部で仕上がりを確認しながら小刻みに温度を調整してみてください。

私が美容室で縮毛矯正を担当していた際も、くせがかなり強い方だからといって温度をむやみに上げず、毛先には前処理剤を使いながら施術していました。

高温のアイロンでパサつきが目立った経験もあるため、くせ毛だから高温に設定したほうがいいと一律に考えるのは避けたいところです。強いうねりを毎朝無理に伸ばして何度もアイロンを通す回数が増える場合は、使用方法だけで解決しようとせず、美容室でカットや施術方法を相談するのも一つの方法だと教えられました。

ヘアカラーやパーマをした髪の方は状態を見ながら低温から試す

ヘアカラーやパーマを1回行った髪と、ブリーチやカラーを繰り返した髪は、同じ状態ではありません。薬剤を使う施術では、髪表面のキューティクル層間の結びつきや毛髪内部の成分へ影響が生じ、日常の摩擦による負担も受けやすくなります。

施術をした髪の毛は、すべての120〜140度が適温というわけではありません。強いパサつき、切れ毛、引っかかりなどが目立つ場合に、120〜140度から試してみてください。低温でも引っかかる時は、無理にアイロンを通さず、使うのをやめてしまうのもおすすめです。

髪の根元は新しく伸びた部分でも、中間から毛先には過去の施術歴が残っています。ブリーチ部分や繰り返し染めた部分へ合わせて温度と接触時間を調整し、強いダメージがある場合は美容師へ相談してください。

髪型・使用部位別にヘアアイロンの温度を使い分ける

同じ髪でも、前髪、根元、毛先では毛束の量や傷み方が異なります。作りたい髪型とアイロンを使う時間も考え、部位ごとにアイロンの使い方を変えてみてください。

前髪・顔周りは120〜140度から試す

前髪や顔周りは、人によっては毛束が少ないケースもあり、扱いに苦労する方も少なくありません。

そこで、120〜140度で試していきましょう。アイロンのプレートは止めずに動かしてセットするのがコツです。少ない毛束は高温のまま使用してしまうと、理想としたカールよりも強調されたカールが作られるリスクがあるからです。

【引用】

はじめて使う方は、低い温度からスタートし、徐々に自分の髪質に合った温度を見つけるのが理想です。

※引用:パナソニック|はじめてでも安心!ヘアアイロンの使い方の基本とコツ

https://panasonic.jp/hair/contents/hair-iron/basic-howto.html

前髪を整える時は、低温で仕上げるか、他の部分を整えた後に温度が下がるのを待つと良いでしょう。根元から挟み込まず、肌から離れた位置で使ってみてください。前髪の内側に湿り気が残っていないかも忘れずに確認しましょう。

根元・中間・毛先は同じ温度でセットしない

根元、中間、毛先を同じようにアイロンを使ってしまうと、ダメージが蓄積している毛先へ必要以上の熱が加わりやすくなります。

根元付近はプレートを頭皮へ近づけすぎず、中間は一定の速さで通し、毛先は温度か接触時間を抑える意識が大切です。

特にロングヘアの方は、毛先ほどヘアカラーや紫外線、日々の摩擦を長期間受けているため、根元のくせを伸ばすために設定した温度のまま、毛先を何度も挟まないようにしてください。

毛先はアイロンを軽く通すだけにする、必要な部分だけ温度を下げるなど、状態に合わせて調整しましょう。

ストレートとカールはプレートの接触時間を含めて調整する

ストレートアイロンは、プレートで毛束を挟みながら根元側から毛先へ動かして使います。

一方でカールアイロンに関しては、巻いた毛束をプレートへ一定時間触れさせて形を整えるのが一般的です。

同じ設定温度でも、接触の仕方が異なれば髪が受ける熱の条件も変わります。

ストレートとカールのどちらも低い温度から試し、プレートへ触れる時間を含めて調整しましょう。

ストレートの場合も、急いで強く挟むのではなく、毛束を整えてから一定の速さで動かします。

設定温度だけを見ず、接触時間と髪を通す回数を含めて調整してください。

ヘアアイロンの熱や摩擦で髪が傷む理由


ヘアアイロンによる負担は、熱だけで決まりません。

  • 熱で髪が変化した状態へ摩擦などの強い力が加わること
  • 同じ部分へ熱を繰り返し加える
  • 濡れたままアイロンを使用すること

これらの行為そのものも、髪の毛の傷みにつながってしまうので注意しましょう。

では、なぜこれらの行為で髪の毛が傷んでしまうのか、その理由についてまとめました。

何度も使えば髪内部の構造が変化してしまう


髪の大部分は、ケラチンというたんぱく質で構成されている点が、アイロンによって髪の毛が傷んでしまう要因の一つです。

高温のプレートを繰り返し当てると毛髪内部のたんぱく質が部分的に変性し、空洞が増えて弾力まで低下してしまいます。

さらに変化が蓄積すると、パサつきや硬さを感じるのと同時に、形がつきにくいと感じてしまう方もいるでしょう。

160度以上の熱を加え続けた毛髪では、コルテックス内部の繊維構造が変性し、弾力が低下することが示されています。

160度以上の加温の繰り返しで弾力低下

※引用:花王 ヘアケアサイト|高温加熱の影響

また、200度以上では内部の繊維構造が壊れるとされているため、180〜200度を毎日使うのは避けてください。

熱による変化は、1回の使用だけを考えるのではなく、日常的に毎日使い続けていることを前提で考える必要があります。

高温で使うのを習慣化せず、その日の髪を整えられる範囲で温度と接触時間を抑えるように意識しましょう。

熱のダメージを受けた髪に摩擦や強い力をかけると表面が乱れやすい


高温による熱のダメージを受けた髪はやわらかくなり、物理的な力の影響も受けやすくなります。

その状態でプレートを強く閉じ、髪を引っ張りながらアイロンを通す際には、特に注意しましょう。

髪表面とプレートがこすれてキューティクルが傷んでしまうリスクが高まってしまうからです。

くせの強さにかかわらず、プレートを強く閉じて髪を引っ張る使い方は避けましょう。

極端なくせ毛で困っている方は、美容室で縮毛矯正をしてもらうなど、美容師に相談してください。

毛束が絡まっていて髪同士が交差したままプレートを挟んだ場合、プレートがなめらかに動きにくくなってしまいます。

中には、髪の一部に摩擦が集中し、極端にダメージを受けてしまうかもしれません。

切れ毛や枝毛を防ぐためにも、コームで毛流れを整え、必要以上の力を加えずにアイロンを動かしてください。

髪を引っ張らなければ整わないと感じる場合は、毛束の取りすぎやアイロンを当てる角度を見直しましょう。

温度を下げるだけでなく、摩擦と引っ張る力を減らすことも、日常のダメージ対策に欠かせません。

低温でも同じ場所を何度もアイロンを通すと髪の負担となる


低温は高温より熱の影響を抑えやすいものの、何度使っても負担がゼロというわけではありません。

同じ毛束へ繰り返しアイロンを通すと、熱へ触れるトータルの時間が長くなり、プレートとの接触回数も増えます。

私も見習いの頃、低めの温度ではまっすぐにならないと感じ、同じ毛束へ何度もアイロンを通そうとして先輩から注意を受けた経験があります。

その時の原因は温度ではなく、毛束を厚く取りすぎていたからでした。

毛束の量に加え、髪を通す方向や手の動かし方でも仕上がりは変わるため、温度を上げる前に基本の操作を見直しましょう。

目指したいのは、表示上の温度を最も低くするのではなく、低い温度、短い接触時間、少ない回数で仕上げられる状態を見つける点にあります。

120度で何度も往復するより、毛束を適量に分け、1回で希望する形に整えられる方法を見つけてください。

一度で形が整わなかった部分は、そのまま続けて挟まず、毛束の厚さや絡まりを確認します。

必要であれば髪が冷めてから状態を見直し、同じ場所に何度もアイロンを通さないようにしましょう。

濡れた髪は熱や摩擦の影響を受けやすい


水分を含んだ髪は、乾いた髪よりやわらかくなっています。

濡れた状態では、小さな力でもキューティクルが削れてはがれやすく、髪自体も伸びやすくて切れやすいという点が示されています。

そのため、濡れた髪へプレートの熱と摩擦を加えないようにしましょう。

毛髪は水に浸漬すると,水分を吸収し,膨潤する。その際,キューティクルは開き,毛髪が強い摩擦を受けるとキューティクルの剥離が起こる。

※引用:日本化粧品技術者会誌|毛髪・頭皮にやさしい洗浄技術

シャンプーをした後はもちろん、寝ぐせ直し剤やミストを使った後も、毛先まで完全に乾かしてからヘアアイロンを使ってください。

設定温度が160度以下でも、髪に水分が残っていれば十分なダメージ対策とはいえません。

湿り気がある場合は、アイロンを止めて乾かし直しましょう。

熱と摩擦の負担を抑えるヘアアイロンの使い方


毎日の髪の負担を抑えるためにも、電源を入れる前の準備から対策を見直しましょう。

髪を乾かし、絡まりを整え、扱いやすい毛束へ分けて使うようにすると、使用そのものの時間だけでなく、やり直しの回数も減らしやすくなります。

寝ぐせ直し剤やミストを使った後も完全に乾かす


髪は、根元から毛先まで乾いた状態にしてからヘアアイロンを使ってください。

表面が乾いて見えても、後頭部の内側や襟足、表面より内側部分には水分が残っているケースがあります。

手で触れながら内側まで確認しましょう。

特に、寝ぐせ直し剤やミストで髪を湿らせた場合は、髪に付けた後すぐにアイロンを使わず、ドライヤーで乾かします。

アイロンを使う前に使用と記載されたミストでも、乾かしてから使用するのか、湿り気がなくなるまで待つのかは製品によって異なるため、使用方法を確認してから使いましょう。

髪が濡れたままの状態でヘアアイロンを使わないことは、温度調整より先に守るべき基本です。

髪を乾かした後に寝ぐせやうねりが残っていても、まず毛流れを整えてからアイロンを使ってください。

私も美容室で縮毛矯正を手伝っていた時に、トリートメントの前処理剤で髪に湿り気が残った状態でヘアアイロンを使ってよいのか迷い、先輩に確認した経験があります。

濡れた髪にはアイロンを使わないとだけ教わっていたからです。

この経験からも、ケア剤を付けた後は自己判断でアイロンをそのまま使わず、製品や施術の手順を確認する必要があると覚えました。

家庭で寝ぐせ直し剤やミストを使う場合も、髪を完全に乾かしてからアイロンを使いましょう。

コームで絡まりを取り扱いやすい量に分ける


ヘアアイロンを使う前に、毛先から無理のない力でコームを使って絡まりを取ってしまいましょう。

髪が絡んだ状態でアイロンを使ってしまうと、プレートに引っかかりやすくなります。

毛流れをそろえた状態で使えば、少ない回数でも熱を均一に当てやすくなるはずです。

そして上下左右に髪を分け、使わない部分をクリップで留めてください。

分厚い状態で一度に毛束をプレートに挟んで使うと、内側へ熱が届きにくくなり、表面を何度もアイロンを通さないといけなくなります。

反対に、必要以上に細かく毛束を分けて使った場合は作業時間が延びるため、無理なくアイロンを通せる量を見つけておきましょう。

毛束を挟んだ時にプレートが閉じにくく、途中で髪が引っかかる場合は、量が多すぎる可能性があります。

力で押さえ込まず、一度アイロンを置いてから毛束を取り直してください。

温度を低めにして、短時間で少ない回数で仕上げる


最初は低めの温度に設定し、毛束を強く挟まず、アイロンを止めずに動かすようにセットしましょう。

一度アイロンを使った後は仕上がりを確認し、すぐに同じ場所でアイロンを使わないようにしてください。

カールアイロンでも、長時間巻きつけたままにしないことが大切です。

形がつかない場合は、すぐに温度を上げず、以下の順番で準備と操作を見直します。

  • 髪が根元から毛先まで乾いているか
  • 毛束を厚く取りすぎていないか
  • 髪の絡まりや交差が残っていないか
  • プレートが毛束へ均一に当たっているか
  • 途中でアイロンを止めていないか

毎日使う方は、全体を一律に整えるのではなく、寝ぐせやうねりが気になる部分だけへ使う方法もあります。

高温で一気に仕上げることや、低温で何度もアイロンを使うのを避け、必要な範囲へ短時間だけ使う意識が必要です。

形をつけた後は冷ましてからほぐす


熱で形を整えた直後の髪は、まだ形が変わりやすい状態です。

カールは手のひらなどで支え、形を保ったまま髪を冷ましてください。

ストレートにした髪も、温かいうちに何度も触ったり結んだりしないようにしましょう。

カールをほぐす場合や、仕上げ用のオイルをなじませる場合は、熱が冷めてから行います。

形がうまく作れていないと感じていたとしても、冷める前にアイロンをもう一度使わず、温度が下がった後の仕上がりを確認してください。

これが、やり直しを防ぎながら、カールやストレートの形を保ちやすくするための手順です。

ヘアアイロン前に使うケアアイテムは用途表示で選ぶ


ヘアオイルやミルク、ミストは、すべて同じタイミングで使うものではありません。

アイロンを使う前の専用品、ドライヤー前のアウトバストリートメント、仕上げ用オイルというように区別し、パッケージや公式情報に記載された使い方を優先しましょう。

アイロン前に使う専用品は使用量と使用方法を確認する


アイロンを使う前にケアアイテムを使う場合は、ヘアアイロン前に使用できる、ヒートプロテクトなど、用途が明記されたアイテムを選びます。

オイル、ミスト、ミルクといった種類だけで判断せず、髪に付けるタイミングや、髪に付けた後に乾かす必要があるかを確認してください。

使用量が多すぎると、髪が重くなる場合や、乾きにくくなる場合もあります。

毛先を中心に少量ずつなじませ、製品が指定する手順を守って使いましょう。

もちろん、アイロンを使う前に使う専用品を使っていても、高温や反復使用による負担がなくなるわけではありません。

ヒートプロテクトをうたう製品でも、期待できる機能や試験条件は異なります。

アイテムを選ぶ時には、アイロン前に使えるという表示だけでなく、メーカーが示す機能と使用方法まで確認しておいてください。

ドライヤー前のアウトバストリートメントは乾かしてから次へ進む


シャンプーをした後の濡れた髪へ使うアウトバストリートメントは、主にドライヤー前のケアを目的としています。

髪に付けた後は、根元から毛先まで乾かしてからヘアアイロンを使いましょう。

ドライヤー前に使うオイルやミルクを、乾いた髪へアイロン直前に付けるのは避けてください。

ただし、アウトバストリートメントとアイロンの前に使うアイテムを兼ねる製品もあります。

名称や見た目だけでは区別できないため、以下のような表示を確認してください。

  • タオルドライ後に使用
  • 乾いた髪にも使用可能
  • アイロン前に使用 など

アイロン前にオイルを付けると、髪が設定温度以上に熱くなるという事例を耳にした経験がある方もいるかもしれませんが、これには十分な根拠がありません。

一方で、用途の異なる製品をアイロン直前に使うと、揮発した成分が煙のように見える場合があります。

オイルを一律に避けるのではなく、用途と使用量で判断することが大切です。

それぞれに用途があり、適した使用タイミングは異なります。

※引用:ミルボン|ヘアアイロン前にオイルを使うと髪が“天ぷら”になるって本当?!

仕上げ用オイルはアイロンを使った後に髪を冷ましてから使う


ツヤや束感、まとまりを出すための仕上げ用オイルは、アイロンを使った後に髪が冷めてから使ってください。

手のひらへ少量を広げ、乾燥しやすい毛先からなじませると、根元が重くなるのを防ぎやすくなります。

また、仕上げ用と紹介されたオイルは、ヒートプロテクトを目的としたアイロン前に使う専用品とは役割が異なります。

アイロン前にも使える製品であれば公式の使用方法に従い、記載がなければ仕上げ用として使用してみてはいかがでしょうか?

ヘアオイルを使うタイミングが分からない場合は、パッケージの使用方法だけでなく、メーカー公式の商品ページも確認してください。

オイルなら熱から守れる、オイルはすべてアイロン前に使えないという両極端な判断を避け、製品ごとの推奨された使い方を守って使いましょう。

ヘアアイロン前に使えるおすすめのヒートプロテクト商品


ヘアアイロンで使えるヒートプロテクトアイテムは、オイルやミルクなどの種類だけでなく、使用するタイミングと仕上がりで選びましょう。

以下では、公式情報でヘアアイロンや熱への配慮を確認できる商品を中心に、軽さ、まとまり、補修、購入しやすさのバランスを考えて紹介しています。

アラミック OWAY サーモ・デタングリング・クラウド 240ml ¥5,280(税込)

▼おすすめポイント

  • オイルの重さを残さず、ブローからアイロンまでの指通りを整えやすいヘアローション
  • 細くやわらかい髪や、毛先が絡まりやすくても重いオイルを避けたい方におすすめ
  • タオルドライ後になじませ、ブローで完全に乾かしてからアイロンを使用する

スプレーで広げられるヘアローションなので、オイルでは重さや束感が出やすい髪にも少量ずつなじませやすいアイテムです。

熱から髪を保護するだけでなく、絡まりをほぐしてクシ通りを整える働きもあるため、アイロンを通す前の引っかかりが気になる場合にもちょうど良いでしょう。

タオルドライ後にスプレーし、コーミングしてからブローするといった流れで使用してみてください。

ヘアアイロン前にも使える商品ですが、濡れた髪へ塗布した場合は、毛先まで完全に乾かしてからアイロンを使いましょう。

ナプラ N. ベースヘアスプレー 1 160g ¥1,760(税込)

▼おすすめポイント

  • コテ・アイロン前の熱保護と髪型をキープしやすくするヘアスプレー
  • 前髪や顔周りを軽く整えたい方や、オイルのベタつきが苦手な方におすすめ
  • 乾いた髪へ使用し、同じ箇所への集中した噴射やつけすぎには注意する

乾いた髪へスプレーしてからコテやアイロンを使えるため、朝の前髪や顔周りを手早く整えたい場合に取り入れやすいアイテムです。

オイルやミルクのように手で広げる工程がないため、髪全体に気軽に付けられます。

アイロン前に使うだけでなく、仕上げのためのツヤ出しにも使える点も魅力の一つです。

ただし、ベースと仕上げの両方で使ってしまうと希望した髪型に仕上がらないかもしれないため、まずはアイロンを使う部分へ必要な量だけなじませましょう。

CiiK RETOUCH ケアミルク 100ml ¥2,970(税込)

▼おすすめポイント

  • パサつく髪を重くしすぎず、さらっとまとまりやすい状態へ整えるヘアミルク
  • カラーやパーマ後の乾燥が気になり、オイルほど重くしたくない方におすすめ
  • タオルドライ後になじませ、ドライヤーで完全に乾かしてからアイロンを使う

毛先の乾燥は気になるものの、オイルによる重さや強いツヤを避けたい方におすすめのヘアミルクです。

ヘアカラーやパーマ、毎日のドライヤーなどで扱いにくくなった髪へ、自然なツヤとまとまりを補う目的で取り入れられます。

タオルドライ後の髪に中間から毛先を中心になじませ、ドライヤーで乾かして使ってください。

アイロン直前に塗り足すのではなく、ドライヤー前のケアからアイロンまでを一連の工程として整えたい方に適しています。

Rainmakers ウォンジョンヨ ミルキーヘアエッセンス スムース 100ml ¥1,540(税込)

▼おすすめポイント

  • 熱に配慮しながら、さらさらとした指通りへ整える軽いヘアミルク
  • オイルの重さが苦手な方や、購入しやすい商品から試したい方におすすめ
  • 濡れた髪にも乾いた髪にも使えるが、アイロン前は湿り気が残らないように乾かす

このアイテムのスムースタイプは、軽い仕上がりを重視したタイプです。

毛先の指通りを整えながらも、しっとりしすぎる質感を避けたい場合に向いています。

サロン専売品が中心のラインアップに対し、身近な店舗や公式オンラインストアで探しやすい点も選びやすいでしょう。

タオルドライをした後と乾いた髪のどちらにも使用できます。

寝ぐせ直しの後や、乾いた髪へ使って湿り気を感じる場合は、そのままアイロンを使わず、完全に乾いていることを確かめて使ってください。

日本ロレアル ケラスターゼ フルイド オレオ リラックス R 75ml ¥5,940(税込)

▼おすすめポイント

  • うねりや広がりをまとめ、絡まりとストレートアイロンの熱に配慮したヘアオイル
  • 毛量の多さや広がり、毛先のパサつきが気になる方におすすめ
  • タオルドライ後になじませてブローし、完全に乾かしてからアイロンを使用する

湿気による広がりや毛先のまとまりにくさが気になる髪に、なめらかさとツヤを補いやすいオイルです。

髪を落ち着かせながらクシ通りも整えられるため、ストレートアイロンを使う時の引っかかりを減らしたい場合に検討できます。

タオルドライをした後に、中間から毛先になじませてブローするといった流れが基本的な使い方です。

乾いた髪にヘアアイロンを使う直前にたっぷりと髪に付けるといった使い方は避けてください。

そして、髪を完全に乾かした上で必要な部分だけヘアアイロンを使いましょう。

ミルボン ミインカール アイロンキーププライマー 02 40ml ¥3,080(税込)

▼おすすめポイント

  • 乾いた髪に仕込み、しっとりしたまとまりと髪型のキープ力を両立したアイテム
  • 広がりや硬さが気になり、軽さよりもやわらかなまとまりを求める方におすすめ
  • 同ブランドの01より濃密な質感のため、髪の長さに応じた使用量を守り、つけすぎを回避できる

乾いた髪へ使えるアイテムなので、朝のヘアセット前に髪を乾かし直す工程を増やしたくない方に取り入れやすい商品です。

02はとろみのあるオイルが髪を包み、アイロン後の髪をしっとりやわらかな質感に整えられます。

髪全体へ一度に広げず、中間から毛先へ少量ずつなじませて使いましょう。

細い髪や前髪では重さにつながる場合があるため、軽い仕上がりを求める方は同シリーズの01やスプレータイプも比較してみてください。

pad 1DK リペアオイル 100ml ¥3,960(税込)

▼おすすめポイント

  • 熱と摩擦に配慮しながら、ダメージによる絡まりやまとまりにくさを整えるサロン専売オイル
  • ヘアカラーやブリーチを繰り返し、毛先の乾燥や引っかかりが気になる方におすすめ
  • 公式ページには塗布するタイミングを紹介したページがないため、購入した美容室で使用方法を確認する

ダメージ毛を対象とし、熱へ反応する補修成分と、摩擦から髪を保護するシルク由来成分を組み合わせたアウトバストリートメントです。

細毛から太毛、軟毛から硬毛までを対象としているため、髪質だけでなく、ヘアカラーやブリーチによる乾燥と引っかかりを基準に検討してみてください。

ちなみに公式ページでは、濡れた髪と乾いた髪のどちらを使うかは明記されていません。

美容室で購入する際に塗布量とタイミングを確認し、髪に湿り気がある場合は完全に乾かしてからアイロンを使いましょう。

プロジエ オラプレックス No.9 ボンドプロテクター ヘアセラム 90ml ¥3,740(税込)

▼おすすめポイント

  • 軽い質感を保ちながら、熱や外的要因から髪を保護するセラムタイプのアイテム
  • ヘアカラーやブリーチ後の髪を重くしすぎず、指通りとまとまりを整えたい方におすすめ
  • アイロン専用品ではないため、タオルドライ後に使う場合は完全に乾かしてから使う

オイルの重さを避けながら、毎日の熱や乾燥などによる負担へ備えたい方におすすめのセラムです。

自然なハリを補いながらヘアセットのベースを整えられるため、細い髪や軽い質感を残したい髪にも量を調整しやすくなっています。

タオルドライをした後や乾いた髪のどちらにも使用できるでしょう。

とはいえ、ヘアアイロン専用アイテムではありません。

熱ダメージから髪を保護する目的で使用できると示されているため、アイロン前に使う場合も髪へ水分が残っていないことを確認しましょう。

さいごに


ヘアアイロンの温度は、誰にでも共通する正解があるわけではありません。

160度以下を基本に、細い髪や前髪、ダメージが目立つ毛先は120〜140度から、普通毛や過去の施術歴の少ない髪は140〜160度から状態を確認してください。

ただし、低温でも同じ毛束へ何度も通せば、熱と摩擦による負担が重なります。

髪を完全に乾かし、毛束の量と使い方を整えた上で、低めの温度、短い時間、少ない回数で仕上げることが大切です。

ケアアイテムも用途表示を確認し、毎日の使い方を見直しましょう。

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